身体でおきる疾患や老化はさまざまな刺激による炎症が起因していると考えられています。加齢に伴う身体の抗炎症作用の低下は、炎症の慢性化と活性酸素の発生との悪循環になります。また紫外線も炎症を発生させる原因になります。
ACRS(Autologous Cytokine Rich Serum)療法とは、自身の血液から、そこに含まれる抗炎症サイトカインという成分を抽出し、皮膚の真皮層に注入することで炎症を抑え、肌細胞の活性化・若返り、ターンオーバーの正常化を図る治療法です。
私たちの身体には「炎症を起こすサイトカイン」と「炎症を抑えるサイトカイン」があり、両方がバランスをとって体に必要な働きを担っています。しかしそのバランスが崩れ炎症状態が慢性化すると細胞レベルでの老化が促進され、肌の乾燥・きめの乱れ・シミ・しわ・タルミなどの皮膚トラブルを引き起こします。
再生医療として多く行われているPRP療法では血小板を注入し修復を促しますが、この場合炎症性のサイトカインも放出されることや体調などの状態で効果に個人差が出やすいといったデメリットがあります。ACRS療法では抗炎症性サイトカインと有効成分のみを抽出するため、安定した効果が期待できます。
特殊な容器を使用してご自身から採血した血液を、成分抽出時においても添加物は一切加えず製剤を作成するため、注入におけるアレルギー反応のリスクが極めて低い治療法です。またこの採取法においては血中濃度の約5倍の抗炎症サイトカインが抽出できます。
薬剤の作成に3時間ほどかかります。当日の施術をご希望の方はその間外出されても問題ありません。抽出した血清は約1ヶ月冷凍保存が可能ですので、後日それまでの間にお越しいただき、改めて注入を行うこともできます。
※効果は個人差があります
施術前
4回施術後
施術後4ヶ月経過
施術後9ヶ月経過
施術前
1回施術7日後
施術前
3回施術後(5週間後)
注入部分に発赤、腫れ、疼痛、つっぱり感、熱感、硬結を生じる可能性があります。
※効果は個人差があります
血清作成料 | 1回分 | 11万円(税込12万1,000円) |
---|---|---|
3回分 | 22万円(税込24万2,000円) | |
施術料(施注料) | 1回 | 5万円(税込5万5,000円) |
※保存が可能な期間は作成から3ヶ月です
北九州市小倉北区魚町1-4-21 魚町センタービル6F(魚町バス停前)
JR 小倉駅から徒歩4分、モノレール平和通駅から徒歩3分