タトゥー(刺青)の除去は刺青の状態によって、いくつかの方法から医学的判断を行いますが、同じ状態の刺青でも「なぜ取りたいか」と「いつまでに取りたいか」といった患者様のご条件が治療法の選択に大きく影響します。カウンセリング時に各施術におけるメリット・デメリットについて詳しくお伝えし、ご納得いただいてうえでの治療法選択となります。また患者様のご事情についてもお聞かせいただけるとより最善の治療プランがご提案ができます。
当院でのタトゥー(刺青)の除去は下記の治療、またはコンビネーション(レーザーで治療し、消えない箇所のみ切除など)にて行います。それぞれの治療に特性がありますので、時間的猶予や傷の有無など、あなたの状況・状態に応じた最適な手段を話合ってきめていきましょう。
QスイッチYAGレーザーを照射し色素を破壊することで除去していきます。回数がかかる場合が多く状態によって取りきれない場合がありますが、傷を残さない治療が可能です。
刺青部分を切り取って縫い合わせます。箇所・状態によっては複数回に分ける場合もありますが、小さいものは一度で終わります。線状程度の傷は残りますが、完全な除去が可能です。
刺青ごと皮膚を削り取ります。深くすりむいたようなキズ跡や火傷跡のようなキズ跡が残ります。完全な除去が可能で、あまりに大きいもの以外は一度で終わります。
治療期間 | 適用範囲 | 傷あと | 術後状態 | |
---|---|---|---|---|
レーザー除去 | 複数回 数ヶ月 | 広範囲が可能 濃色が適用 |
残らない | 色素によっては 除去されない |
切除法 | 1回 (分割しない場合) |
ワンポイント程度 皮膚に余裕がある部位 |
縫合の跡が残る | 完全に除去できる |
剥削法 | 1回 | 広範囲が可能 | 残る | 完全に除去できる |
レーザー除去 | 切除法 | 剥削法 | |
治療期間 | 複数回 数ヶ月 | 1回 (分割しない場合) |
1回 |
適用範囲 | 広範囲が可能 濃色が適用 |
ワンポイント程度 皮膚に余裕がある部位 |
広範囲が可能 |
傷あと | 残らない | 縫合の跡が残る | 残る |
術後状態 | 色素によっては 除去されない |
完全に除去できる | 完全に除去できる |
※レーザーで残った色だけを切除または剥削するコンビネーション治療も行うこともできます。
この場合色が黒ならレーザーを使いたいのですが、時間的なリミットに間に合いません。小さければ切除縫縮ですが、大きければ剝削という選択なります。
この場合はキズができてしまうと新しい刺青に支障が出るので、レーザーで回数を重ねるのが最善と考えられます。
この場合はレーザーでいけるところまでいって、レーザーが対応できない部分のみ、縫縮や剝削を検討することをおすすめします。
※詳しくはお問合せください。
【リスク・副作用について】
レーザー治療・・・赤み、腫れ、ヒリヒリ感
切除法、剥削法・・・手術によるもの:腫れ・内出血・瘢痕形成・疼痛・希望との差異・感染など
麻酔によるもの・・・アレルギー・ショックなど
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