二重まぶたはラインの形や幅の違いはありますが、大きくわけて「平行型」と「末広型」の2種類があります。ご自身のお顔や雰囲気に合ったデザインをお選びいただくのがよいのですが、患者様のまぶたの状態などによってはお望みの治療法で行うのが難しい場合や、別のデザインのほうが定着に優れている場合などもあります。カウンセリング時に診察をおこない、ご希望をお伺いしたうえで治療方法のご提案をいたします。
二重まぶたの施術は通常、針と糸を使ってまぶたにクセづけをして行う方法(埋没法)と、まぶたを切開し二重の構造を作る方法(切開法)のいずれかになります。二重施術をお考えの方は各々の治療法のメリット・デメリットを理解しておくことをおすすめします。どちらがご自分に合った治療法かはカウンセリングでしっかりと話し合ったうえでご判断されるとよいでしょう。
切らない(メスを使わない)二重まぶた手術のことを埋没法と呼びます。この手術は針を使って糸を通しクセ付けするだけですので、手術時間・ダウンタイムが短かいのが特徴です。非常に手軽なやり方だけに研修医や経験の浅い医師も治療を行う場合がありますが、経験豊富な医師としっかり話し合って行うことをおすすめします。
切開法はその名の通り皮膚の切開をともなう重瞼術(二重まぶた)です。切開を加える範囲によってマイクロ切開法(一部分のみ切開)と全切開法(全体を切開)があります。天然の二重とほぼ同様の構造をつくりますので二重の安定度が非常に高く、まぶたの脂肪(眼窩脂肪)の処理を同時におこなうこともできます。また全切開法は二重の形や幅の自由度が高いのも特徴です。